先生の活動!今回のインタビューは小学校教員の、くろぺん先生(@totteokistory)
以前のインタビュートピックであったくろぺん先生の小話づくりが本になりました!
発売前にTwitterスペースで公開インタビューを配信したので、その内容を本記事へまとめました。
とっておきの話を知りたい方、本の出版へ興味のある方は必読の内容です!
くろぺん先生、本の出版おめでとうございます!
まずは自己紹介からお願いします
くろぺんと申します。公立小学校教員をやっております。
Twitter(@totteokistory)では『とっておきの話』という、5分程度で話せる教師の語りを今472話公開しています。
この度それがきっかけで東洋館から単著で『こどもの心に響く とっておきの話100』、明治図書から共著『学級づくり&授業づくりスキル 朝の会・帰りの会』を出版します。よろしくお願いします
今回は主に単著の『こどもの心に響く とっておきの話100』について、インタビューしていきたいと思います
著書『こどもの心に響く とっておきの話100』について
まずは”とっておきの話”とはどういうものなのか教えてください
5分程度で話せる道徳的な説話です。
どこかで聞いた話というよりは、自分が「とっておきだな」と思った素材をもとに創り上げる説話なので、「とっておきの話」と呼んでいます
どんな人に読んでほしい本でしょうか
一番のターゲットは、語りの引き出しを増やしたい教員の方です。
初任者が読んでもベテランが読んでも気づきがあるようにしたんですけど、特に若い先生で教員の仕事に悩んでいる方や苦しんでいる方を勇気づける本でありたいなと思っております。
また教員以外の方にとっても、身近に置いておいて心が温まるような本でありたいなと思ってます
本の見どころはどんなところですか?
タイトルの『とっておきの話100』を見ると「100話読めるのかな」って印象を受けると思うんですけど、「ただのいい話集にしたくない」という思いが伝われば良いなと思っています
それはどういうことでしょうか
本書の狙いは、とっておきの話を100話お届けするだけでなく、読者自身が主体的に説話づくりを楽しめる仕掛けがたくさん入っているんです。そこに注目していただけるとありがたいです
つまり本を読めば、読者もとっておきの話ができるようになりますか?
話せるようにも作れるようにも、探せるようにもなります。
とっておきの話は、
① 探す力
② 創る力
③ 話す力
④ 見せる力
⑤ つなぐ力
の5つの力で成り立っているんです。その全ての力が鍛えられるようにという狙いもあります
5つの力を使ってくろぺん先生はとっておきの話をつくり、児童へ披露しているんですね
本書ではそのレシピを全て公開しています。
話によって使い方や伝え方が違うので、それらを具体的に書いています。企業秘密だったところまで全部公開している感じです(笑)
それは普段くろぺん先生のTwitterでとっておきの話を読んでいる方にも楽しみがありますね!
本を読めばくろぺん先生のように、児童へとっておきの話ができるようになりますか?
僕と同じようにできるだけでなく、きっと読者のみなさんの方が上手に話せたり見せられたり、つなげたりできるかもしれません。そういうきっかけになる本であれば良いなと思っています
100話掲載されているなかで、思い入れのある話はありますか?
どれも思い入れがあるんですけど、やっぱり一番最初につくった話です。『先生がペンギンを好きな理由』っていう、僕のTwitter活動で最初に公開した話ですね
執筆の過程ではどういう部分に思いをこめましたか?
随所に思いはこもっているんですけど、順番はすごくこだわりました。
1〜100までそれぞれを点で読むんじゃなくて、線で読むように楽しんでいただけたらなって思っています。歌手のライブで言うセットリストみたいな
ということは、最初から順番に読むのがおすすめでしょうか
いやこれは両面あって、最初から読むのもおすすめですし、ふと立ち寄った場所から旅をするのも良いと思っています。
途中から読み始めた人でも楽しめるように、どこを開いても「次は何かな」って思える繋がりを意識しながら順番を考えました
時間があれば最初から読み進めてみてほしいという気持ちはありますか?
はじめに「何度もとっておきの話の世界の旅へ出かけてほしい」って書いたんです。すごく大好きな場所って何回も行きたいじゃないですか。どの話ももう一度読んでみたい、何度もそこに訪れたいって思うような仕掛けが込められています。
その中で最初から読んだ方は、最初から読んでみた人にしかわからない景色が見られるはずです
ほかにも本について、伝えたいことはありますか?
このツイートをしたときにみなさんから温かいコメントで祝福をいただいたので、まず感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
あんまり安い買い物じゃないと思うんですけど「くろぺん先生だから」って言ってすぐ注文してくださったことがすごく嬉しいし、みなさんに「ありがとうございます」とすごく伝えたいです
本を出版することついて
どうやって本の出版が決まったのか
出版社から執筆の依頼がきたのはいつ頃だったんでしょうか
昨年の5月あたりです。ちょうど365話書けたあたりで固定ツイートに「とっておきの話が1年分話せますよ」みたいなツイートを載せて、それがきっかけでTwitterのDMに連絡が入りました
出版社の方が固定ツイートを見て、連絡がきたってことでしょうか
最初は僕から出版社へ「こういうことをしてます」ってことをお問い合わせフォームから送ったんですけど、そのあとネコ先生(@nekosensei0519)が編集者さんを紹介してくださったのがきっかけで話が進んで、出版へ至りました
ネコ先生はどういう方なんでしょうか
素敵な絵を描く教員アカウントの方です。ネコ先生が出版する本に携わっている編集者さんを紹介してくださったって言う形ですね
くろぺん先生からも出版社へアプローチされていたんですね
365話っていうのがひとつの節目だったので「認知していただけたらなぁ」と思って送らせていただきました。そんなにガツガツ「本を作りたいです」っていうよりは「こんな活動をしてます」ってお知らせ程度だったんですけど、それがご縁で繋がることができました
執筆が決まったときはどんなお気持ちでしたか?
本当に嬉しかったですね、まさかそんなお話いただけるとは思ってなかったので。
あとは「書くからには」っていうプレッシャーもありました
出版が決まったことは最初、誰に報告しましたか?
妻です
どんな反応でしたか?
なんか思ってたより反応薄かったですね(笑)ボソッと「すごいじゃん」って言ってもらったくらいです。
でもそのあと実感が湧いてきたのか、息子たちといっしょに写真を撮ってくれたり、「あなたの将来が楽しみ」と言ってくれたりしてとても嬉しかったです
くろぺん先生は奥様にとっておきの話をすることはあるんでしょうか
妻相手にすることないですけど、話を創っているということは知ってます
大変だったこと① 時間の確保
本の執筆で大変だったことを教えてください
これはもう何から話せばいいのかってくらい、産みの苦しみはあるなぁって感じてて…。
まずは時間の確保ですね。ありがたかったことなんですけど、ちょうど夏休みに僕1人で家にいる日がけっこう確保できたので、そこを執筆に当てられたんです。
でも今思うと、妻と子どもがいる中での執筆は大変だっただろうなぁと思います
共著も含めた2冊の執筆期間は被っていたんでしょうか
ちょうど同時に話があったので、同時並行で作っていた感じですね
執筆は主に夏休み中だったんですか?
夏休みが中心で、そのあと校正でいろいろと直しが入るんです。その直しのところは平日の朝活でずっと書いてました
本って何ヶ月で書くものなんでしょうか
5月に話があって、7月あたりから本格的に執筆を始めて、校正が終わったのが1月です。
3〜4ヶ月で執筆が落ち着いてきて、あとは誤字脱字を見るくらいでした
期間としては半年くらいなんですね。
多いときは1日何時間くらい書いていたんですか?
1日中書いてた日もありました。1人でいるときはごはんを食べる以外、ずっとパソコンと向き合ってた日もありましたね。
大変だったんですけど、今思うとすごく楽しくて夢中で作ってたって感じです
くろぺん先生はお子さんが2人いて平日はお仕事もあって、夏休み以外はすごく大変だったと思うんですけど、そういうときはいつ執筆していたんでしょうか
朝やるのと、あとは思いついたときにスマホでメモしておいて、それを朝コピペしてました
朝はいつもより早起きしてたんですか?
出勤の1〜2時間くらい前に起きて、執筆してご飯食べてっていう生活スタイルでしたね
早起きすることも大変ですよね
その分早く寝てました。子どもといっしょに21時には寝るようにして、そしたら朝早く起きても7〜8時間は睡眠時間を確保できるので
大変だったこと② Twitter発信との差別化
ほかにはどんなことが大変でしたか?
中身の面で言うと、Twitterで発信している内容とは差別化したかったんです。1から生み出さないといけない部分がたくさんあったのは大変でしたね
まだTwitterで発信していない話も本に載っているということでしょうか
そうなんです。むしろ全部つくり直してるって言っても過言じゃないです
それは相当大変な執筆でしたよね
そうですね。
ずっと自分の中で反省点として思っていたのが、Twitterに載せている話ってテーマが自分の趣味趣向に偏ってしまってたんです。努力や感謝ばっかりテーマにしていました。要は僕が感動するかを基準としてとっておきの話ができるので、執筆を始めて「ほかの視点の話がないな」って気づいたんですよね。
ほかの視点の話を生み出さないといけなかったんですね
そこを1から生み出していくのがすごく大変でしたけど、自分の視野を広げるという意味ではすごく良い経験になりました
Twitter上では努力や感謝という視点の話が多かったとのことですが、本ではほかにどういう視点の話がありますか?
道徳の内容項目を網羅できるようにしています。SDGsや多様性、畏敬の念、公共の精神とか、そこら辺まで広げて話せるようになってます
今までくろぺん先生のTwitterを参考にしていた方でも、本を読めばさらに幅広いお話を参考にできますね
Twitterで読んだことのある話でも、本だと言葉の言い方やニュアンスが違ってたりするものがあります。
Twitterの原稿をそのまま本に載せてる話はほとんどないんじゃないかなって思います
執筆中に行き詰まることはなかったですか?
何度も行き詰まりました
行き詰まったときって編集者に相談したりできるんでしょうか
編集者さんと相談する場面もあったんですけど、僕の行き詰まりは「自分自身が許せない」っていう行き詰まりでした。編集者さんは優しくて「自由に書いてください」って感じなんですけど、そこで妥協したら後悔するなと思って「もうちょっと待っててください」って言ってました。
自分の中で「こういう本を作りたい」ってこだわりがあって、それがちょっと大変でしたね
執筆の大変さは周りの人へ相談しましたか?
すごく楽しんでる大変さだったので、あんまり相談はしなかったです。
行き詰まったときは必ず散歩に行ってました。何も持たずに出かけてひたすら街を歩くとけっこうリセットされるんですよね、一回考えることを止められるので。それで少しずつ進んでいった感じです
本の編集者との打ち合わせについて
編集者との打ち合わせはどのくらいするものなんでしょうか
最初はZoomで「こういう方向性の本でいきましょう」って内容の打ち合わせをして、その企画が通ったあとは基本的にメールのやり取りでした。
細かくあーだこーだって打ち合わせするわけではなくて、僕の感覚では自由の幅が広かったです。僕のやりたいように構成から中身まで合わせてくださったなっていう感覚があります
意外と自由に書けるものなんですね
出版社や編集者さんにもよるかもしれないですけど、僕の場合は恵まれていました
「こんな本にしたいです」っていうのは執筆の依頼があった段階から伝えられたんでしょうか
「とっておきの話で」っていうのは伝えてたんですけど、最初に編集者さんから「じゃあ100話つくってください。100話つくれるなら企画を通します」みたいな感じで言われました。
そこで僕も火がついちゃって、100話集めるだけだとただのいい話集になっちゃうので、「どうせならそうはしたくないな」っていうこだわりが自分の中で湧き上がってきました
本の書き方って全くわからないんですけど、それって編集者から教えてもらえるんですか?
「ここに当てはめてください」みたいなレイアウトは教えてくださるんです。
僕の場合だと見開き1ページで1話っていうのは決まっていて「ここら辺でおさまるといいですね」って言われました。
最初は話の中身だけを見開き1ページに載せるっていうフォーマットをいただいたんですけど、僕から「それだけだと読者はおもしろくないと思うので、右下に【この話を5つの力で分けるとどのようにつくっているか】っていう裏話的なものを載せたい」って提案したら「じゃあそのフォーマットでいきましょう」って決まりました
じゃあもともと本の構成に入っていなかった「とっておきの話を生み出す5つの力」っていうのはくろぺん先生のこだわりなんですね
そうですね。そこには「読者を主体的にしたい」という僕の願いがあるんです。
この本を受身的に読んでほしくなくて、「読者がとっておきの話クリエイターになれるような、それを楽しめるような本でありたい」って願いがずっとあったので。そこは譲れなかったです
くろぺん先生のこだわりと願いが詰まった本になってるんですね
僕自身が今までにいい話集を読んできた教員なんです。『語り』や『良い話』だとか『校長講話』もそうですけど、そういう本を片っ端から読んできた身なので、先人の名著をたくさん知っているんです。
その経験から、僕も書くなら「読んだだけで終わるいい話集はつくりたくない」ってすごく感じるんですよね。常に身近に置いてもらえるような本でありたいです
本の表紙デザインはどうやって決まったんですか?
執筆のきっかけがネコ先生からの紹介だったんですけど、そのお礼と編集者さんと顔合わせもしたくて、3人で会ったんです。そのときにネコ先生から「表紙のデザインを担当させてくれないか」って提案してくれました。
それでネコ先生とRemiさんっていう方がカバーデザインを担当してくださることになって、編集者さんも快く引き受けてくれました。
僕の場合はたぶんイレギュラーで、本当だったら出版社の方でデザイナーさんを決める形だと思います
出版について学校で話すこと
出版のことはご自身の児童に報告するんですか?
これは管理職から「実名はやめてくれ」って言われたので、内緒です。僕個人としてもあまり知られたくないです
学校へは本を出版することをどんな風に報告したんでしょうか
兼業届を出すのが義務なので、まず管理職に「こういう本を出すんですけど」って相談したうえで、出版社に協力してもらって兼業届を作りました
報告のとき管理職からどんな反応がありましたか?
「まず中身を見せてほしい」って言われて、その段階で作っていた原稿を全部見せました。
ただ「実名だと公務員という立場があるから許可は難しい」という話だったので、僕の場合は匿名で、それがクリアできればいいよっていう感じでした
学校へ報告したのはどのタイミングですか?
企画が通る前あたりです。企画が通ってからだともう話が進んでいっちゃうので「企画が通ったらこんな本になっていきます」って感じですね
企画段階で学校へ相談して、学校からOKが出て執筆に取り掛かるっていう流れですかね
そうですね。編集者さんから「企画が通りました」って報告がくる前から相談してました
学校は出版を好意的に受け入れてくれましたか?
そうですね。僕の場合はただ小話を載せているだけで特に職場が特定されたりという心配がないし、物議を醸すようなことも書いていないので、そういう意味では好意的に受け取ってくださったかと思います
普段からくろぺん先生が児童にとっておきの話をしていること、周りの先生は知っているんでしょうか
同じ学年を組んだ先生は知ってます
周りの先生はくろぺん先生のTwitterアカウントを知っているんですか?
どうなんすかね…それは聞いたことないです
「本の出版はTwitterの発信がきっかけです」というのは学校に報告しなくちゃいけないんでしょうか
詳しく「このアカウントです」とは言わず「Twitterをやっていてこういうご縁がありました」という報告をしました
そのときアカウントの確認はされましたか?
僕の場合はされなかったです。
本には僕のアカウントが載っているので、見たければどうぞって感じにはなると思います
出版するということは職場で話しますか?
未だに迷ってるんですけど、大々的には言わないかもしれないです。上の人には伝えてあるので、あとはもう身近ですごく親しい同僚に「実は…」って言うくらいですかね
本を出版したいなら、どんなTwitter発信をすればいい?
本の出版に興味がある先生もいると思うんですが、出版したい先生は何をすればいいと思いますか?
まず溜めることじゃないですかね。なんでもいいから書き溜める
詳しく聞きたいです
なんでもいいって言うと語弊があるかもしれないですけど、まずは「どんな本を書きたいか」をクリアにすることが大切かなと思ってます。
自分は「とっておきの話についての本を書きたい」っていうのがあったので、自分の中で目標を決めてひたすら突き進んで、365話できたら出版社さんにアプローチしてみようっていうイメージがありました。
そこに向かってTwitterを始めたので、とにかく書き続けることかなって思います
くろぺん先生はTwitterを始めたときから「本を書きたい」という思いがあったんですか?
本もひとつの夢でした。「人生の中でいつかは形になると良いな」という夢がいくつかあって、「だったら今から1話目を公開していこう」って感じでした。
始めたときはすごく先の話だと思ってましたけど
くろぺん先生がTwitterで投稿するときに心がけていることはありますか?
再現性を高くしたいというのは常に思っていて、心がけていました。
とっておきの話の原稿の中に「ここで間を置く」「ここで〜〜と板書する」とか書いているんですけど、誰が見ても再現性が高い原稿にしたいからです
確かにくろぺん先生の原稿ってそういうことが書かれているから、再現しやすいなと思っていました
今回の本にもよりわかりやすい印で記載してあるので、より詳しくなっていると思います
読者が実践できる本になっているんですね
そうですね。だから実践に繋がるような投稿をしていくと出版という形に繋がりやすいのかなって気がします
教員としてTwitterをするならほかにも学級経営の実践など、細かくいろんなジャンルがあるかと思うんですけど、ジャンルは絞って発信した方がいいんでしょうか
どうなんですかね…。
僕はジャンルに縛られず「自分にしか作れない本を作りたい」という気持ちが強かったので、今とっておきの話に走っています。
人によってはジャンルを絞った方が突き進みやすいかもしれないですし、いろいろと数を撃っているうちに見つかる部分もあるのかなって気もしますね
出版を経験して変わったこと
本を執筆したことで仕事や私生活に変化はありましたか?
基本的にはないです。本の執筆って仕事の業績や私生活にあまり関係ないんですよね。むしろそこに変化があってはいけないなと思っています
私生活だと、執筆のために早起きしていたわけではなくもともと早起きだったってことでしょうか
もともと早い時間に起きて朝活していて、そこに執筆の時間を入れただけです。
執筆を理由に仕事を犠牲にしたり、生活を変えるとかはしたくないタイプなんです
生活スタイルを変えていたわけではないんですね
けどそういう立場になったことで責任感とか、言葉には気をつけないといけないとか、マインドには変化がありました。
すごくありがたいご縁に恵まれたので「人生一度きりだから楽しもう」って気持ちが強くなったというか、充実した感じがするんです
もしかしたら本の発売後に変わることはあるんじゃないですか?
たぶん出版がご縁でいろんな話がくると思うんですけど、僕は『エッセンシャル思考』『エフォートレス思考』が大好きで、「より良くより少なく」っていう生き方が好きなんです。
なので今後も自分が大切にしたいことは見失わずに向き合っていきたいなと思うので、基本スタンスは変わらないです
出版したからといってくろぺん先生自身は変わらないということですね
そうですね。出版ということに驕らず、謙虚な姿勢を忘れずにこれからもやっていきたいなって思ってます
いろんなお話聞かせてくださってありがとうございます!では最後に、改めて本の紹介をお願いします
3月3日に東洋館から『子どもの心に響く とっておきの話100』が出ます。予約が始まってますのでもしよかったら買っていただけると嬉しいです。
あと明治図書から共著『学級づくり&授業づくりスキル 朝の会・帰りの会』も出ますので、ご確認いただけるとありがたいです
インタビューまとめ
- 読者が主体的にとっておきの話を楽しめるようになっている
- 1年間分365話のとっておきの話が実績となった
- 出版社へのアプローチと編集者を紹介されたことが出版へ繋がった
- 朝活の時間を執筆へ充てた
- 執筆が行き詰まったときは散歩でリセット
- 本を出版したいなら、実践に繋がるようなことをTwitterに書き溜める
- 出版を経ても自分自身は変わらない
くろぺん先生のプロフィール
名前 | くろぺん |
年齢 | 30代 |
勤務場所 | 小学校 |
勤務形態 | 専任 |
ブログ | くろぺん先生のとっておきの裏話 |
@totteokistory |