インタビュー参加教員 募集中![詳細はこちら]
PR

家族との時間を作る、仕事時間の考え方。中学校男性教員の子育て話

記事内に広告が含まれています

先生の子育て!今回は公立中学校で働くてつ先生へインタビューしました。

「自分から時間を作りにいく」と語るてつ先生に、時間に対する考え方減らしても大丈夫だった仕事について伺いました。

子育て中の先生だけでなく、自分の時間を増やしたい先生はぜひ参考にしてください!

スポンサーリンク

てつ先生のプロフィール

名前てつ
年齢37歳
勤務場所北海道の公立中学校
担当教科理科
勤務形態専任(正規雇用)
スポンサーリンク

家族と過ごすために時間を作る、てつ先生の子育て話

インタビュアー・ナツ
インタビュアー・ナツ

まずはてつ先生のお子さんについて教えてください!

てつ先生
てつ先生

小3の男の子年長の女の子1歳の女の子の3人です

子どもが生まれて変わったこと

ナツ
ナツ

お子さんが生まれて変わったことはありますか?

てつ先生
てつ先生

時間の考え方が変わりました

ナツ
ナツ

どんな風に変わったんでしょうか

てつ先生
てつ先生

「家族と過ごしたい」っていう思いが1番大きいんですけど、自分の時間もほしい。

1日の中で、朝起きて子どもたちがまだ寝ている時間と放課後は僕の時間で、家に帰ってからは家族と過ごす時間にしています。

ただ、がっちり決めちゃうとしんどくなることもあるので、あくまでゆるめに決めています

ナツ
ナツ

平日だと忙しくてなかなか自分の時間や家族との時間を作るのも難しいかと思うんですけど、てつ先生はどうやって時間を作っているんですか?

てつ先生
てつ先生

ここ1年は基本的に定時出勤・定時退勤しています

ナツ
ナツ

すごいですね!定時勤務の先生ってなかなかいないんじゃないでしょうか

てつ先生
てつ先生

周りからも「なかなかいないね」って言われます。

それはできないよなって諦めている先生が多いかと思うんですけど、僕も「周りの先生が帰ってないから帰りづらいな、だからあれもやっていこうかな」って自分で仕事を増やしちゃってたことがあったんです。無限に時間があると勘違いしていて「今できないんだったら放課後やればいい、放課後でだめだったら残って20時までやればいい、それでもだめだったら0時まで残ればいいか」と。そんな風に働いてた時期がありました

ナツ
ナツ

実際そんな風に残っている先生は多いですよね

てつ先生
てつ先生

それを定時内にしか仕事の時間はないと決めて、その中でできることをやるように変えました。やっぱり時間を区切るとできることは限られてくるし、時間内で濃縮してやらなきゃいけないって考えになっていきましたね

ナツ
ナツ

定時出勤・定時退勤は不可能なことじゃないんですね

てつ先生
てつ先生

周りから陰でなんて言われてるかはわからないですけど…(苦笑)「お前が早く帰るせいで困ってる、残って仕事しろ」とか言われたことはないです。何か言われたら考えなきゃいけないと思ってたんですけど、自分の範囲内のことをやって、僕がやるようなことじゃない仕事は引き算しています

ナツ
ナツ

減らしても大丈夫だったのはどんな仕事ですか?

てつ先生
てつ先生

保護者への過度な連絡はしないようにしています。例えば、生徒が1回休んだくらいだったら「今日はどうしましたか」という連絡はしません。年度当初に「体調が悪くて休むのは仕方ないことだからこっちからは連絡しないけど、自分のことだから自分で連絡しなさい」という風に話しておきます

ナツ
ナツ

ほかにも減らした仕事はありますか?

てつ先生
てつ先生

あと減らしたのは学級通信ですね。「周りの先生も出してるし毎週出さなきゃ」と思って毎週出してたんですけど、今は出したいときに出すことにしています。文章も減らして、写真をたくさん載せるようにしました

ナツ
ナツ

今はどのくらいの頻度で出しているんでしょうか

てつ先生
てつ先生

昨年度で25号くらいです。1ヶ月出さないときもあるし、1週間に2本出すときもあります

ナツ
ナツ

学級通信を減らして変化はありましたか?

てつ先生
てつ先生

時間は圧倒的にできました、前は家帰ってまで作っていたので

ナツ
ナツ

悪い方の変化はなかったですか?

てつ先生
てつ先生

「学級通信なんで出さないんですか」って聞かれたことはないです。

減らしても何の支障もないし、今は「出しても出さなくてもいい」と思うようになりました

スポンサーリンク

仕事と子育ての両立で心掛けていること

ナツ
ナツ

仕事と子育てを両立するために心掛けていることはありますか?

てつ先生
てつ先生

自分から時間を作りにいくっていうのを意識して、仕事は時間内で無駄のないように。

「家族との時間、自分の時間を確保する」って決めて、時間を自分で作ります

ナツ
ナツ

そのために仕事を自分で減らしていくんですね。

ほかにも心掛けていることはありますか?

てつ先生
てつ先生

あとは、妻が専業主婦をやってくれてるんですけど、家で「働いてるから俺の方が大変だ」っていうのを出さないようにしてます。「どっちが大変とかじゃないよな」と思って、どっちも頑張ってるし、どっちも大変なところがあるから優劣をつけない。

僕にできる家族の役割は全力でやるし「これやってほしいな」って思うことは僕がやるようにしてます

ナツ
ナツ

生活のことを指摘するのは、けんかのタネになりやすいですもんね

てつ先生
てつ先生

気になることは僕がやるように、その方がお互い楽だと思いますね

子育てで大変なこと

ナツ
ナツ

子育てで大変なことを教えてください

てつ先生
てつ先生

大変なのは、子どもをコントロールしちゃおうとする自分がいることですかね。例えば「出かけるから早く着替えてほしい」とか。

親の都合で子どもをコントロールしようとして「こう言ったのにうまくいかない」ってモヤモヤしたり

ナツ
ナツ

思い通りにいかないんですね

てつ先生
てつ先生

自分に余裕がなかったり、気持ちとか体調が整っていないときにそういうのが出やすいです。どうでもいいことでイライラした態度をとったり、強く言い過ぎたりしてしまうことがあるので…そして、結局自己嫌悪という負のループです

ナツ
ナツ

自分を整えるために何か心掛けていることはありますか?

てつ先生
てつ先生

睡眠時間を確保する。あとは適度な運動食事健康的な生活を心掛ける。

自分が穏やかな状態を作っておけば、子どもがどんな動きをしても柔軟に対応できることが多い気がします

ナツ
ナツ

生活を整えて心の余裕を持っておくことが大切なんですね 

てつ先生
てつ先生

そうですね 、「自分を整えることが大事だな」って思うようになりました

スポンサーリンク

子育てで幸せなこと

ナツ
ナツ

子育てしていて幸せだと思うのはどんなときですか?

てつ先生
てつ先生

子ども達や妻が何気ないことでニコニコして笑ってるのを見てるときですね。ふとしたときに家族を見て「ああ、いいな…」ってじんわり感じるときが僕の中で一番幸せです。

自分から幸せを味わいにいこうとするとやっぱり、変な感じになってしまうので

ナツ
ナツ

自分に余裕がないと、ふとした瞬間の幸せは気づけなかったりしますもんね

てつ先生
てつ先生

余裕があるときなら、おいしいものを食べればいっしょに「おいしい」って思えるし、何かしていっしょに「おもしろい」と思える。だけど余裕がないと、おいしいものを食べていても違うことが目について、わけわかんないところにイライラして疲れてしまうことがあったので。その辺にある幸せにふとした瞬間気づけるのが一番幸せです

スポンサーリンク

インタビューまとめ

  • 家族と過ごす時間は自分で作る
  • 定時出勤・定時退勤をするため仕事は引き算していく
  • 保護者への過度な連絡はしない
  • 学級通信は減らしても支障はない
  • 気持ちに余裕があればふとした幸せに気づくことができる
タイトルとURLをコピーしました