先生の趣味!今回は、北海道の公立中学校で働くてつ先生へインタビューしました。
自分の時間を大切に、喫茶店でゆるりとした時間を過ごすてつ先生に、苫小牧のおすすめ喫茶店など教えてもらいました。
自分自身を大事にしながら働きたい先生はぜひ参考にしてください!
てつ先生のプロフィール
名前 | てつ |
年齢 | 37歳 |
勤務場所 | 北海道の公立中学校 |
担当教科 | 理科 |
勤務形態 | 専任(正規雇用) |
趣味の喫茶店めぐりについて
てつ先生の趣味を教えてください!
食べることが好きで、喫茶店めぐりが趣味のひとつです
喫茶店って、いわゆるカフェとは違うんでしょうか
僕の中では勝手に違うと思ってて、カフェは今風のおしゃれで新しい感じ。喫茶店は昔ながらの雰囲気があって昭和レトロな感じ。
「昔から長年やってます」って雰囲気の喫茶店が僕は大好きです
喫茶店巡りはいつ頃から始めたんですか?
いま北海道の苫小牧に住んでるんですけど、ここへ引っ越してきた4年くらい前からです
何か始めるきっかけがあったんですか?
仕事が忙しくて自分の時間を取れてなかったり、子育ても始まった時期に、「先生でも父親でも夫でもないような時間を作りたいな」って思ったのがスタートです
ということは、喫茶店は1人で行かれることが多いんでしょうか
基本はひとりで、自分の時間を作るために行きます
喫茶店の良いところ
てつ先生が思う喫茶店の良さを教えてください
時間がゆったり流れる感じがするんですよね。あんまり人がいない空間が好きなので、ゆるりとできる雰囲気が好きです
「喫茶店に行こう」と思ったときにどうやってお店を決めるんですか?
行きたい喫茶店はGoogle Mapsにチェックをつけているんです。暇なときにどんなお店があるのか検索したり、Instagramを見ていて出てきたのとか、ふと見つけた場所なんかをチェックしておいて「今週はここ行こうかな」って決めています
喫茶店ってチェーン店のカフェと比べて入店するのにハードルが高いイメージがあるんですけど、マナーとか暗黙のルールってないんですか?
僕が行くところはないですね。そんなにハードルの高さを感じたこともなく、ひとり飯が好きならふつうに行けると思いますし、気にせず自分の時間を過ごして大丈夫です
喫茶店での過ごし方
1人でごはんを食べに行く気構えで大丈夫なんですね。
てつ先生は喫茶店でどんな風に過ごすんですか?
まず店内を眺めて天井の高さとか置いてある物を見たり、窓から見える景色を楽しんだり。メニューを見てどれにしようか悩んで、だいたいコーヒーと甘いものを頼みます。ごはん食べに行ってるときはごはんにデザートをプラスしたり
注文後はどう過ごすんでしょうか
1番好きなのは読書です。コーヒーに甘いものを食べながら読書したり、あとはインスタの投稿を作ったりnoteを書いたりすることもあります
どのくらいの時間過ごすことが多いですか?
1時間くらいです。時間があるなら2〜3時間とか
苫小牧でおすすめの喫茶店
苫小牧でおすすめの喫茶店を教えてください!
それぞれどんな喫茶店ですか?
カフェドのりは日替わりメニューがあるから昼飯を食べに行ったり、パフェが僕の好みなので自分へのご褒美に行ったりします。
Tomakomai Hubはおもしろい人達が集まる場所で、コーヒーを飲みながらいろんな人と交流できます。もちろん静かに過ごすこともできます
cafe auraも同じく、おもしろい人達と交流できたり、静かに過ごしたいときは静かに過ごさせてくれる場所です
趣味の時間の作り方
仕事もあって家族もいて、そんな中で「自分の時間」というのはどうやって確保しているんでしょうか
一昨年くらいから部活の時間を切りました。”やらなきゃいけないもの”と思い込んでやってたんですけど、「主顧問を外してほしい」っていう話を管理職にしたら副顧問になれたんです。主顧問には部活をやりたい先生が来たので「僕は裏方の仕事をやるので部活は完全にお任せします」という話をして、今まで部活を見ていた時間が空いたので、そこで時間が作れました
「主顧問を外してほしい」という要望はすんなり通りましたか?
管理職から「顧問を完全に外れるのは人員的に厳しいから、副顧問をやってくれ。副顧問としてどう立ち回るかは主顧問と話して決めてくれればいい」と言われました
仕事で自分の意見や要望を出すときに、てつ先生が心掛けていることはありますか?
最近意識しているのは、まず相手の話を聞く。前は自分から説得しにいってしまうことが多かったんですけど、そうじゃなくて相手の意見をちゃんと受け入れながら、自分の考えを伝えます。戦うんじゃなくて、相手が認めてくれるように
コミュニケーションを重ねて折り合いをつけることが大切ですよね。
もし主顧問が部活を見てくれる先生じゃなかったら、てつ先生はどうされていたんでしょうか
その場合はちゃんと話して1週間の中でお互いの仕事を分けたり、部活の時間は文科省が出している時間内にしたりっていう感じでやっていたと思います。前がそんな感じだったんですよね、いっしょに顧問についていた先生もそんなに部活をやりたいわけじゃなかったので、役割分担してお互いに無理のないやり方にしてました
喫茶店巡りは教員におすすめ
喫茶店巡りは教員におすすめの趣味ですか?
おすすめですね。
喫茶店巡りでなくても、自分で自分の時間を作りにいくことはおすすめです
てつ先生は自分の時間を作れていなかった時期、あったんですか?
ありました。
学級経営や授業の準備で遅くまで残ったり、家に帰っても仕事のことが頭から離れなくてずっとモヤモヤ考えていたり。
家族ができてからは、家族の時間を過ごしながらも学校のことが頭の中に入り込んできて、それが嫌だったんです
それは自分の時間を作るようになって変わりましたか?
変わりましたね。「忙しくて時間がない」って不平不満を言ってたんですけど、「忙しい状況を作ってるのは自分自身だ」って気づいたんです。
授業作りはこだわらなくていいところまでこだわっちゃってたり、学級経営や生徒指導も、自分で仕事を増やしちゃってました。
足し算ばっかりしてたんですけど、それを捨てるように引き算するようになってから、自分の時間を作れるようになりました
自分の時間を作ると不平不満は減りましたか?
それまでは「こんなに頑張ってるのに、こんなに時間使ってこんなに苦労してるのに」って思いが仕事に対しても家族に対してもあったんです。今思えば、随分と自分勝手な不満でしたが…(苦笑)それが減りました。
今は自分を大事にできている感じがあって、気持ちに余裕が持てています
自分の時間を作ることで気持ちに余裕が生まれるんですね
教員って自己犠牲型の人が多いと思うんです。生徒のためにとか、家族のためにとか、「〜〜のために」ってするのが標準になってしまっているところがあると思うので、自分を大事にするっていうのはすごく大切だなって考えるようになりました
インタビューまとめ
- 喫茶店にひとりで行くことが”自分だけの時間”作りになる
- 喫茶店のハードルは高くない、ひとりで外食に行く感覚でOK
- 仕事の話は相手の意見を受け入れながら自分の考えを伝える
- 自分の時間を作ることで気持ちに余裕ができる
- 自己犠牲せず自分を大事にする